「異世界はスマートフォンとともに」から分かるビジネスの本質がヤバい

どうも、ひきこもリーマンのけい(@keiesuz)です。

2017年の夏アニメを見ていて思ったんだけど、「異世界はスマートフォンとともに」というアニメは、ビジネスの本質を突きすぎている。
小説投稿サイト「小説家になろう」で連載してる小説が原作のアニメなんだけども、ビジネス視点で見ると学べることが多いんだよね!

異世界はスマートフォンとともに。

あらすじ

神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。
彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマートフォン。
様々な人たちと出会い、大切な仲間を得ていく中で、いつしか主人公はこの世界の秘密を知る。
古代文明の遺産を受け継ぎ、お気楽な世界の王たちと力を合わせながら、彼はのほほんと世界を巡っていく。

引用:異世界はスマートフォンとともに│Wikipedia 

ビジネスの本質その1・流行にガッツリ乗ることで作品にブーストを掛ける

このアニメは2つの流行にガッツリ乗っている。
1つは「スマートフォン」というデバイスで、もう1つは「異世界モノ」というジャンル。

「スマートフォン」というデバイス
2012年ごろから若年層を中心にスマートフォンは爆発的に普及した。
この流行りに乗じている。
これがもし作品オリジナルのデバイスだったら、そもそも目を惹かないよね。

「異世界モノ」というジャンル
異世界はスマートフォンとともにという作品が投稿された「小説家になろう」というサイト。
このサイトでは、異世界モノの作品を「なろう系」と称するほどに流行ってるんだ。

ビジネスの本質その2・適切な場所(サイト)で適切な流行りを利用

「小説家になろう」で検索すると、検索予測で「小説家になろう 異世界」と出てくる。
「小説家になろう 異世界」と検索すると、検索予測で「小説家になろう 異世界 多すぎ」などと出てくる。
それくらいにこのサイトには異世界モノが多い。

つまり小説家になろうというサイトでは異世界モノというジャンルが郡を抜いて人気があるんだよね。
読者たちもそれを前提でこのサイトに来てる。
ゆえに異世界モノならば、数は多いけどジャンル的には小説家になろうというサイトでは勝ちやすい。

逆に異世界モノ以外のジャンルだと、読者がそれを求めてない以上、勝つのは難しい。
そんなのは少年ジャンプで少女漫画の恋愛モノをやるようなモンだね。

適切な場所で適切な流行を!
中高年が読むようなお堅い雑誌で中高生の好むような中二な異世界モノやってても仕方がないからね!

ビジネスの本質その3・流行の掛け合わせ

流行を1つだけ使っただけでは弱い。

「スマートフォン」が流行ったときにスマートフォンを取り扱う作品は増える。
だからとんでもなくオリジナリティがなければ、多くの作品の中の1つとして埋もれてしまんだよね。
「異世界モノ」も同じで、流行ったときにはやはり異世界を取り扱う作品が増える。
オリジナリティがなければ、小説家になろうにも数多ある異世界モノの作品の1つになってしまう。

けどそれを掛け合わせれば、簡単にオリジナリティを作ることが出来るんだよね。

スマートフォン × 異世界モノ
この2つの流行を満たした作品がどれだけあると思う?
普通に考えたら数は少ないよね。というかたぶんないよね。
少なくともスマートフォンや異世界モノ、このどちらかの流行を満たした作品よりは少ないはず!

加えて、どちらも流行しているテーマだからテーマ的には大ハズレする可能性は低い。
後は本作の内容次第だ。ここで外してしまっては元も子もないけど、土台は十分に出来てる。
この土台で作品にブーストをかけることが出来る。

ビジネスの本質その4・見てもらうこと前提のタイトル付け

これだけ土台を整えても、読者に見てもらえなければ意味がないよね。
しかしこの作者は、敢えてこのタイトルを付けたのだろうという感じがプンプンするね!
だって内容が流行の掛け合わせで、タイトルは流行ワードそのまんまだからね!

流行1・スマートフォン×流行2・異世界モノ=異世界はスマートフォンとともに

びっくりするほど、そのまんま!(笑)
こういう流行のワードをそのままタイトルにブチ込むと、内容はどうであれ目を惹く。
手に取るかどうかは別として、とりあえず目を惹く。これはデカい。
そしてタイトルで中身がある程度想像が付くというのも秀逸。

いくら中身が良くても、読んでもらえないと仕方がないからね!

ビジネスの本質その5・流行に乗っかっただけの作品は陳腐化しやすい

これは唯一のマイナス点。

今はスマートフォンや異世界モノが流行っているから最先端な気がしてしまうけど、その分陳腐化しやすいという罠があるよ。
流行で作品にブーストを掛けている分、その流行が終わってしまえば同時にその作品もあっという間に過去のモノになっちゃう。
かつ流行を掛け合わせている分、流行のどちらかが終わってしまっても作品は過去のモノとなってしまう。

例えば、2017年にの今「着信アリ」という2003年の映画を見ても古い感じしかしないだろうね。
なぜなら扱っている流行がガラケーや着メロだからだね。
しかしこの頃は、ガラケーが最先端だったんだ。
だけどそれはスマートフォンの登場によってあっという間に過去のモノになってしまった。
同時に着信アリも古い感じがするモノになってしまった。
今どき3和音の着信音鳴らす人なんて、オジサンでもいないからね、悲しいね。

結論・流行を掛け合わせれば割とうまく行くけど、陳腐化しないのが難しい

流行を掛け合わせれば割とうまくいくけど、陳腐化しないモノを作るのは非常に難しい。
それを考えながら過去の陳腐化してしまった作品、今もなおかつ名作とされている作品を見ていくのは面白いかもしれないね。

最後に流行を取り扱ってる作品の掲載

着信アリ

画像引用:着信アリ│映画と私と つれづれなるまま

あらすじ

現代社会の必需品ともいえる携帯電話を題材にしており、死の予告電話がかかってきた人物がその予告通りに死を遂げるストーリー。
主人公は全て女性であり、日本、台湾、韓国などを舞台にしている。
事件を起こす人や死の予告電話の元凶を作る人は全て虐待やイジメ、迫害などで理不尽に心や体を傷つけられた者で、互いに共鳴しあい、事件を起こす。

引用:着信アリ│Wikipedia

昔の携帯電話(ガラケー)を取り扱っている作品。
十数年前は最先端の流行を取り入れた作品だったけど、あっという間に過去のモノに。

予告犯

画像引用:映画予告犯は結局ツマラナイ?ネタバレ感想│映画情報ネタバレサイト

あらすじ

警視庁のネット犯罪の対策部署として設立されたサイバー犯罪対策課。
ある日、動画サイトYOURTUBEに、新聞紙を頭に被った男が、某食品加工会社に放火の予告をしている動画が発見される。
その後も幾度となく犯罪予告を繰り返す男。警視庁はこの男を“新聞男”と名付ける。
サイバー犯罪対策課は新聞男は複数犯であると睨み、新聞男らの正体や動機を探るべく本腰を入れて調査を始めるようになる。

ネット上では通称“シンブンシ”と呼ばれることの多い新聞男。
彼らは主にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で失言をして炎上騒ぎを起こした者に対して、犯罪予告をしてその後制裁を行っている。
制裁の方法もターゲットを監禁拉致して重傷を負わせる、精神的苦痛を与える、または世間での評判を失墜させるようなケースまで様々である。
また、シンブンシ一味の真似をして駅前での殺害予告を実行しようとする者が現れるなど、社会現象を巻き起こすまでなった。
ネット上のユーザー投票でも徐々に支持が不支持を上回るようになり、シンブンシはカリスマ的ともいえる人気を博していく。

引用:予告犯│Wikipedia

動画サイトやSNSなどのネットサービス、炎上や犯罪予告などの社会現象を取り扱っている作品。
映画にもなった有名作品だけど、10年や15年後に見たら着信アリと同じ感覚になりそう。

ルサンチマン

画像引用:【ルサンチマン】(著:花沢健吾)│オヤヂの

あらすじ

2015年の東京が舞台。
坂本拓郎(通称たくろー)はウオト印刷という零細印刷所に勤める独身、デブ、ハゲ進行気味のさえない男、ボーナス後のソープが楽しみの素人童貞。
30歳の誕生日に旧知の友人3人と飲んだ際に、自分以上にさえない男であるはずの越後大作に、女にもててしょうがない上に仕事まで辞めたという話を聞かされる。

しかしそれはいわゆるギャルゲーの世界であると聞き、いったんはたくろーは呆れる。
しかし飲み会の後、越後のアパートでやらせてもらった最新式のギャルゲーは、たくろーの想像を上回る高度なAIキャラクターとバーチャルリアリティプログラムにより構成された現実感(ある意味究極の非現実感)あふれるものだった。

完全な現実逃避とあきれつつ、うらやましく思ったたくろーは、ギャルゲーを楽しむためのパソコン一式を貯金をはたいて購入し、自分も仮想現実の世界を楽しもうとする。
仮想現実世界での恋人を作るにはその人格AIをプログラミングしたソフトを購入する必要がある。
たくろーはAIソフト売り場で偶然陳列棚の下に埋もれていた「TUKIKO(月子)」というソフトを購入する。喜び勇んで月子との仮想現実での生活を楽しもうとするたくろー、しかしプレイをしていくうちにそのAIソフト「月子」は普通のAIソフトとは違うことに気づいていく。
明らかになっていく月子の正体、話の進展に伴い、仮想現実世界(アンリアル)は現実世界を巻き込んでいく。

引用:ルサンチマン│Wikipedia 

AI、VRなどの仮想現実を取り扱っている作品。
2月に発売された「VRカノジョ」を漫画化したイメージ。

アイキャッチ画像引用:『異世界はスマートフォンとともに。』2017年夏TVアニメ化決定!│animate Times

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